Archive for the ‘舞台鑑賞事業関連’ Category

高知市こども劇場低学年例会「こぎつねコンとこだぬきポン」

9月 11th, 2018

2018年9月26日(水)、27日(木)19:00~かるぽーと小ホール

低学年向け鑑賞定例会(以後、例会)『こぎつねコンとこだぬきポン』の舞台公演があります。

konpon

≪あらすじ≫

友だちがいないコンとポン。そんな二人が深い谷を隔てて出会った。行き来ができなくてただお互いを真似っこして遊ぶだけ。でも楽しくて嬉しくて。二人は【ともだち】を見つけた!!でも両親は大反対!

「僕たちは一緒に遊びたいだけなのに・・・」

ある日嵐で杉の木が倒れ、二つの山に橋が架かった。一緒に遊べる!!嬉しくて仕方ない二人。ばけっこ遊びが始まったが・・・。

 

 

こどものピュアな気持ちとおとなの都合が交錯する作品。

こどもの純粋さにおとなも思わずハッとさせられることでしょう。

是非いらしてください。参加には事前入会申し込みが必要です。

お申し込みは、高知市こども劇場まで。
TEL (088)879-7160
FAX (088)879-7161
(日・月・祝 閉局)

「平和ってすてきだね~あの時のことの話」

8月 10th, 2018

9月期高学年例会(公演日10月26日(金)県民文化ホール・グリーン19:00開演)

あの夏の絵」を鑑賞する前に体験する3つの講座のその②「平和ってすてきだね~あの時のことの話」 

戦争のこと・原爆のこと、平和ってすてきだねということを若い世代に伝えていくために、

実際に体験した方たちにお話を聞き考えてみたいと思いました。
日 時:8月4日(土)14時~16時
会 場:高知こどもの図書館 本の広場
参加者:23名

 

20180808_152754DSC00566

 

第2回目の講師は、劇場発足当初から会員の鈴木高穂さんと発足初期の事務局長だった

大原寿美さんのお二人です。大原さんは(前こどもの図書館の館長でもあります)、ご都合で来られなくなった土居フミ子さんのピンチヒッターを、その想いごと引き受けて下さいました。

 

DSC00542

DSC00548

 

鈴木さんは終戦時6歳で国民学校の1年生。広島に原爆が投下されたときは爆心地から約10キロ離れたところに疎開中だったそうです。長らく被ばく者という意識はなかったようですが、福島の原発事故の時に避難区域の範囲を見て、ご自分の疎開先も被ばく圏内だったのかもと思うようになったそうです。
一方的に話すことが苦手なので、本の力を借りるために図書館を会場に選ばれたとのことで、いろいろな本をご紹介くださいました。アニメ映画が評判で現在テレビ放映中のドラマの原作でもある「この世界の片隅に」や、子どもと一緒に読める「へいわってすてきだね」。

また、紹介くださった複数の作品の著者である朽木祥さんが、舞台「あの夏の絵」のモデルになった広島市立基町高校出身だというのには驚きました。中でも、「海に向かう足あと」は読んで救われる内容ではないが、読まねばならない本だという事です。

 

DSC00554

DSC00562

 

 

大原さんは終戦の年に誕生し、吉永小百合さんや落合恵子さんと同い年です。お二人がそれぞれのスタイルで平和活動をしている姿に、自分には何ができるだろうと考え「本がある」と思ったそうです。「子どもの未来」を考えてご自身が選んだ本や、現在こどもの図書館で展示している本の中から、小中学生向けの選書リストなどをご紹介くださいました。

 

20180808_161710

 

質問タイムには、当時の食糧事情のお話もでましたが、参加者の高校生からは、「登校日の平和学習などでは戦争全体の話は聞けるが話が大きすぎて遠く感じていた。今日はとても身近に感じられる生活の話が聞けたのがよかった」という感想もでました。

 

こどもの図書館では、9月2日まで企画展「へいわってすてきだね2018」を行っています!

行ってみてくださいね。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

講座その③のお知らせ

「『あの夏の絵』高校生役の俳優さんの話を聞く」

青年劇場の俳優さんをお招きし、少し体を動かした後お話を聞きます。

考え悩みながら役作りした体験を聞き、作品への興味を深めます。

10/7(日)14:00~16:00

高知県立県民文化ホール 第5多目的室にて。

俳優さんのお話が聞けるめったにないチャンスです。是非いらしてください。

参加には事前申し込みが必要です。

お申し込みは、高知市こども劇場まで。
TEL (088)879-7160
FAX (088)879-7161

【開局時間】火~金曜日10:00~18:00  土曜日10:00~17:00 
  (日・月・祝 および例会翌日は閉局) ≪夏季閉局8/7(火)~16(木)まで≫

5月期〈小学生以上例会〉『アラビアンナイト』人形劇団むすび座

7月 31st, 2018

子どもとおとなが一緒に年4回、生の舞台(演劇・音楽・人形劇など)を楽しみます。定期的・継続的に観るので、舞台鑑賞(定)例会と言います。

 

2018年5月22日(火)19時開演、高知県立県民文化ホール(グリーン)にて

小学生以上例会「アラビアンナイト」が上演されました。

 2年ぶりになる人形劇団むすび座の公演は、やはり圧巻の舞台でした。めくるめく展開はステージ上にとどまらず客席を巻き込んで会場全体がワクワクドキドキの中に取り込まれます。生き生きと豊かな表現力で、縦横無尽に躍動する人形達が魅せてくれた物語は、一緒に観たみんなに素敵なひと時を与えてくれました。貧しいけれども働き者の少年アミンは、謎の老人から渡された魔法のランプの魔人と不思議な腕輪を使って大金持ちになり、わがままで思いやりのない人間になってしまいます。王様の怒りをかい、何もかもを奪われたアミンは身ひとつとなり、勇気と知恵を発揮し、王様に仕える兵士のターヒルも味方につけ、この窮地に立ち向かいます。最後にはアミンと母のナシーム、友達のハッサンと元どおりの生活に戻りましたが、変わったのはアミンの心です。自分が変わる事で世界は大きく変わる、というその瞬間に観客みんなで立ち会いました。

 良写真2質の生の舞台を観る事で観客が深い感銘を受けるのは、観ているよりも体験しているに近い経験を得られるからではないでしょうか。

魔法のランプを与えた謎の老人の正体は何者だったのでしょうか。

最後にチラッと姿を見せた老人の笑みは、物語はいつでも何かしらのきっかけで始まり、その物語をどう終えるかは、やはり自分次第だという事を意味深に伝えている様に感じました。

 観たものをどう受け取るかは人それぞれ、そしてその個人の感想をみんなで共有できる楽しみは、継続的に舞台鑑賞を続ける場所があるからこそだと思います。

5月期〈幼児例会〉『ともだちげきじょう』人形劇団ののはな

7月 31st, 2018

子どもとおとなが一緒に年4回、生の舞台(演劇・音楽・人形劇など)を楽しみます。定期的・継続的に観るので、舞台鑑賞(定)例会と言います。

 

2018年5月16日㈬19時開演、高知県立県民文化ホール 第6多目的室にて

 5月期幼児例会「ともだちげきじょう」が上演されました。

 当日は開写真場前から人形劇団ののはなの納富さん作「ウレタンロボット」に子どもたちは大盛り上がりでした。かわいい「しろくまちゃん」しろくまちゃんの夢の中?音楽も自作・ののはなさんこだわりの構成に、おとなも子どももぐいぐい引き込まれます。「ウレタンロボット」は各々が購入した小さなウレタンロボットも思わず一緒に動きます。「コップんこシアター」「ぴょんちゃん・けろちゃん」で盛り上がった後はいよいよ「うどんのうーやん」です。大阪弁でテンポよく進み、うどんの丼にどんどん仲間たちが盛られていきます。終始会場は笑いの中、ちいさいひとからおとなまで、とても集中して楽しめた例会となったのではないでしょうか。 

 

青年劇場「脚本・演出の福山啓子さんのお話を聞く」

7月 31st, 2018

 9月期高学年例会「あの夏の絵」を鑑賞する前に体験する3つの講座の、その➀「脚本・演出の福山啓子さんのお話を聞く」
日 時:7月23日㈪14時~16時
会 場:高知県立県民文化ホール多目的室
参加者:14名

 

DSC00505福山さんは1980年大学卒業と同時に青年劇場に入り養成所で2年学んだ後、脚本家になったそうです。これまでに4本の脚本を手掛けられ、今作はその3本目です。
DSC00512広島市立基町高校創造表現科の生徒が描いた絵のレプリカを見ながら、生徒と被爆証言者が関わった時の様子や、絵の内容について解説してくださいました。
証言者と生徒のやり取りが、舞台の1シーンとして登場したりエピソードの参考になったりしたそうです。生徒たちは、半年間のとりくみで証言者から話を聞いたり資料を調べたりして絵を仕上げます。何度も何度も書き直すそうです。被爆者の人生をなぞるその作業の大変さ・そのエネルギーは相当なものです。「被爆体験は証言者の体験だが、被爆の絵を描くのは作者(生徒)の体験。作者がその体験を語ることで新たな語り部になる」という話が印象的でした。DSC00516

 講座の参加者の中には、本や映画・舞台など様々な媒体を介して「戦争」に触れることに抵抗感があるという意見も聞かれましたが、お話を聞いて、実際に何があったのかを知り・伝えていくという事も大切な使命だと感じました。そのためにも、事前講座や10月の舞台により多くの方に参加して欲しいと思っています。
この舞台には、印象が強すぎるという理由から描かれた絵は登場しません。「出来上がった絵ではなく、作り上げる過程を描きたかった、これは高校生の成長の物語だ」と話されていました。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
秋田雨雀・土方与志 記念 青年劇場
福山啓子(ふくやまけいこ)プロフィール
東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒。1990年入団。文芸演出部所属。
2006年初演の「博士の愛した数式」で脚本・演出を担当、児童福祉文化賞(厚生労働大臣賞)を受賞。その後、「野球部員、舞台に立つ」で脚本・演出、「田畑家の行方」で演出を担当。2017年5月「梅子とよっちゃん」を書き下ろす。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

講座その②のお知らせ
「平和ってすてきだね~あの時のことの話」
1945年8月6日に広島できのこ雲をみた鈴木高穂さん。6才で敗戦を迎えられた鈴木さんの「平和を語りつぐ」お話を聞きます。
8/4(土)14:00~16:00
高知こどもの図書館2F  多目的スペースにて。
次世代につなぐ大切なお話です。是非いらしてください。参加には事前申し込みが必要です。

お申し込みは、高知市こども劇場まで。
TEL (088)879-7160
FAX (088)879-7161
(日・月・祝 閉局)