子どもとおとなが共に育つ場所を再発見!!
みんなぁ育ち合おう部 活動報告2020(2)

今年度のみんなぁ育ち合おう部は、月に1回、部員が順番に担当者となり自由にテーマを決め、様々な方法(座談会、ワークショップ等)で、話し合ったり表現したり学んだりします。
相手を知り、お互いを認め合い、学び、その中で見えたものや生まれるものを、部やこども劇場の活動に活かしていくことを目的としています。 

9月のテーマ「こども劇場に入会したきっかけ、印象に残っていること」

2020年 9月 11日(金) 10:00~12:00  参加人数 7名

今回は、『こども劇場に入会したきっかけ、印象に残っていること』をテーマに、各部員が話をしました。入会したきっかけは、「舞台を観ることが好きだから!」「子どもと一緒に観劇して楽しい時間を共有したいから!」「楽しそうな企画があったから!」など、それぞれ。
そのなかで、「子どもが、親以外のたくさんの人に愛されて育ってほしいから!」という理由が印象に残りました。

  • 自分ひとりでは、子育てできない
  • たくさんの人に愛されて育った子どもは幸せになると思う。
  • 家庭、学校以外で、自分を認めてくれる場所があることで、子どもの自信につながる。
  • 親子で信頼関係が築かれていると、親元を離れる時が来ても、安心して送り出せる
  • 成長する過程で何か困ったことがあっても、周りに聞いたり助けを求めたりできるようになると思う。

この思いに大変共感しました。

また、

  • 小さい頃から、異年齢の子どもやおとなとコミュニケーションを取ることで、自分より上の人たちへの憧れを持ち、自分が上の年齢になったとき、小さい子たちのお世話をしっかりできるようになる。
  • 子どもたちの成長だけでなく、そこに関わっている親(おとな)の成長も見ることができて温かい気持ちになる。

など、子どももおとなも、みんなぁの成長を感じられる場であるということも語られました。

この話し合いの場では、こども劇場という場所が、私たちにとってとても大切な場所だということを、みんなぁで再認識できました。

『みんなぁ育ち合おう部』とは

高知市こども劇場には、年間をつうじて、こども劇場の活動を専門的に考え、支えていく「専門部」があります。部員は会員で構成され、それぞれが得意なことを生かしたり、アイデアを持ち寄りながら、より良い活動をつくっています。
『みんなぁ育ち合おう部』はその専門部の一つで、子どもとおとなが豊かに育ち合える地域社会づくりを念頭に置き、コミュニケーションを大切に様々な交流や学習をしています。
活動のキーワードは「つながる」「あんしん」「育ち合う」です。

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