【小学生以上例会】『チト〜みどりのゆびをもつ少年〜』人形劇団むすび座

高知市こども劇場では、子どもとおとなが一緒に年4回、生の舞台(演劇・音楽・人形劇など)を楽しみます。定期的・継続的に会員が集って観るので、舞台鑑賞(定)例会と言います。

【小学生以上例会】
『チト〜みどりのゆびをもつ少年〜』人形劇団むすび座
2023 年 9 月 22 日 (金) 19:00 開演 18:30 開場 

高知市文化プラザかるぽーと大ホール

特別券を一般販売します♪♪ 
お友だちやご家族・お知り合い等、ぜひこの機会にたくさんの方々をお誘いください♪
楽しいステージをみんなで共有しましょう☆
全席自由  一般   前売り 3,000円 当日 3,500 円
    
高校生以下 前売り 2,000円 当日 2,500 円
※本公演は3歳以下のお子さまは入場いただけません。何とぞご了承ください。
※Culちゃーず会員価格 一般 2,700円 高校生以下 1,800円
※Culちゃーず会員特典 先着10名様を本公演に無料招待します。
高知市こども劇場会員には例会券が発券されます。

☆チケットのお求めは・・・

【前売り券販売所】
・ローソンチケット     
( Lコード61730 )
・チケットぴあ
( Pコード519-717)
・高知市文化プラザかるぽーとミュージアムショップ
( 088-883-5052 )
・高知市こども劇場
( 088-879-7160 )
・高知こどもの図書館
( 088-820-8250 )
・TSUTAYA中万々店
( 088-875-0320 )
※前売り券は7月1日(土)より発売します。

[主催]公益財団法人高知市文化振興事業団
    NPO法人高知市こども劇場
    さんさんテレビ
    人形劇団むすび座
[協力]認定NPO法人高知こどもの図書館
[お問い合わせ]公益財団法人高知市文化振興事業団
        (088-883-5071)
        https://www.kfca.jp


文化庁文化芸術振興費補助金
劇場・音楽堂等活性化・ネットワーク強化事業
(劇場・音楽堂等間ネットワーク強化)
独立行政法人日本芸術文化振興会

ものがたり
ばら色の頬に金色の巻き毛のチト。裕福な両親に愛されて育った8才の少年チト。
チトには不思議な力がありました。
親指をあてると、どんな所にも花を咲かせ緑を育てることができるのです。
刑務所、病院、貧民街…チトは街を花や緑でいっぱいにし人々を驚かせます。
ある日、戦争のニュースが飛び込んできてチトのパパは大忙し。そして、チトは…

原作/「TISTOU LES POUCES VERTS」
作/Maurice DRUON(著作権代理:(株)フランス著作権事務所)
訳/安東次男(「みどりのゆび」岩波書店刊)
脚色/篠原久美子
演出/福永朝子
美術/宮武史郎 長谷川真代 世宮友江
音楽/八幡美佳 ノノヤママナコ(マナコ・プロジェクト)
振付/LONTO(ラストラーダカンパニー)
衣装/長谷川真代
照明/若狭慶大(藤井照明)
映像/牛嶋宏樹
音響/ノノヤママナコ(マナコ・プロジェクト)
舞台監督/小辻賢典
演出助手/和田真琴人
制作/吉田明子 伊藤博美
出演/飯田恵美 入江靖子 太田博己 音島茜里
   小泉裕明 こつじまさのり 小林嵩幸
   鈴木裕子 塩沢久美 髙光浩一 野瀬葵
   長谷川真代 藤中智光 渡辺智美

人形劇団むすび座は、1967年に名古屋で生まれ、「子どもと子どもをむすびます。
おとなとおとなをむすびます」との思いを持ち、数々の人形劇を創ってきました。
活動は東海地方を中心に全国に渡り、海外公演も行っています。

人形達が繰り広げるお話の世界を楽しみながら、子どももおとなも元気になれる、
そんなお芝居をたくさん創って皆さんにお届けします。

楽しみな『チト』!!️

『チト』は人形劇団むすび座 50 周年記念作品であり、公益財団法人 高知市文化振興事業団と共に取り組む特別例会です。この物語は小さな男の子の視点から、戦争(兵器産業、難民問題、愛する人の死)を取り上げています。
高知の子どもにとってさえ、きっと身近に感じられているであろう戦争…ロシアのウクライナ侵攻。チトのおはなしは、今こそ子どもたちの心に染みるのではないでしょうか。

主人公の「チト」は、裕福な家庭に育った 8 歳の男の子。何不自由なく育ち、自分の親が兵器産業に携わっていることは知りません。
彼は自分の親指が触ったものから草や花が伸び、あたりが緑でいっぱいになるという不思議な力を持っています。
ある日戦争が起きて、親の職業を知ったチト。
庭木職人の「ヒゲさん」の話を聞いたり、街のスラムや病院…今まで知らなかった世界を見て、戦争を止めるために自分にできることはないかと考え始めます。
そして「みどりのゆび」の不思議な力で、小さな男の子は戦争を止め、兵器産業の街は花卉栽培の街になりました。
大好きなヒゲさんが死に、チトもその後を追いかけていきますが…。
小さな男の子の頑張りと心の成長を見守り、一緒に応援したくなる壮大で心あたたまるストーリーです。

『チト』には、むすび座の団員のほぼ半数が参加しており、50 年の歴史を形作ってきたレジェンド役者達のいぶし銀の演技や、むすび座の役者ならではのよく鍛えられた美しい身体の動きを楽しむことができます。
その上に、プロジェクションマッピングや人形アニメーションなど、若いメンバーの作り出す新しい世界も楽しめます。
たくさんの演者で贅沢にしかも丁寧に作った迫力のある人形劇を見て、たくさん感動してください。
たとえば、小道具 1 つですむ 1 本の木を、5 人の役者で表現する。
パネル 1 枚で表現できる工場の機械を、何人もの人間の身体で表現するのも…その中の 1 人が機械の動きを表現するためにずっと足を上げて開脚運動を続けている。(キツいトレーニング )
私は『チト』を 2 回観ましたが、何回も「今この場面に役者さんが何人も居る 」と数えて、いちいち感動していました。
人形のデザインもバラエティに富んでいて、とにかく全ての部門の専門家が「これでもか 」とアイデアを詰め込んだ作品になっています。

チトの感動物語から話がそれてしまいました。
チトは金色の巻毛のかわいい男の子…きっとあなたも彼のとりこになるでしょう。
ほかにもヒゲさんをはじめ魅力的なキャラクターがたくさん。
あなた自身の「推し」を見つけてください。

お楽しみ事前活動
主に子ども対象では

お話の最後に会場の壁一面に映し出される「花の絵」を描くことができます。
こども劇場の催しに参加して描いたり、こどもの図書館やかるぽーとマンガ館などで「台紙」をもらって描いてください。[下記参照]
主に大人と高学年対象では
『チト』の脚色担当の篠原さんの講演を聞くことができます。[8/27(日)こどもの図書館 下記参照]
関連事業として、こどもの図書館で7月末~9 月初旬に「戦争と平和」企画展もあります。
お楽しみに!!

関連企画①舞台を飾る花の絵を描こう!

劇中で使われる花の絵を描きませんか?
あなたの好きな花、本当の花でも、あなたが想像した花でも構いません、専用台紙は高知こどもの図書館と、かるぽーと8階で配布しています。
※花を描く時は、濃い色ではっきりとえがいてね。
※描いた絵は8月15日(火)までに、下記まで持参・もしくは郵送してください。
※ごめんなさい、描いた絵は返却できません。
[送付先]〒781-9529 高知市九反田2-1 かるぽーと8階 高知市文化振興事業団まで

関連企画②平和についてのお話し会

本公演の脚本を担当された篠原久美子さんは、劇作家を経て、現在は戦争地域のこどもたちの支援を行う活動をされています。そんな篠原さんをお招きして、チトの物語のことや、平和についてを考える、お話し会を開催します。
[日時]2023年 8月 27日 (日) 13:00~15:00
[会場]高知こどもの図書館
[参加費]無料 [定員]20名
[お申し込み] 高知市文化振興事業団(088-883-5071)まで電話でお申し込みください。

〜舞台を楽しむために〜

新型コロナウイルス感染対策について
マスクの着用が個人の判断に委ねることが基本となりました。
高知県の指針に基づき、引き続き感染対策に気をつけながら例会・イベントなどを実施していきます。
今後の感染状況によっては変更となる場合もあります。

特定非営利活動法人 高知市こども劇場

高知市八反町2丁目17-6 
TEL:088-879-7160 FAX:088-879-7161
E-Mail:npokgkochi@mc.pikara.ne.jp
開局時間
火曜日~金曜日 10:00~18:00
土曜日     10:00~17:00
(日、月、祝日および例会翌日は閉局)

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