【幼児例会報告】OHオフィス『マイ・クロ・シアター』

子どもとおとなが一緒に年4回、生の舞台(演劇・音楽・人形劇など)を楽しみます。
定期的・継続的に観るので、舞台鑑賞(定)例会と言います。

2021年3月16日(火)19:00開演、高知市文化プラザかるぽーと小ホールにて、<幼児例会> OHオフィス『マイ・クロ・シアター』が上演されました。

始まりの瞬間、軽快な「天国と地獄」のメロディにのって、陸上ジャンプ系競技のパラアスリートの義足みたいなぴょんぴょん跳ねる「高足」(わかってもらえるでしょうか?)に乗ってKUROちゃんが飛び出して来ました。

竹馬みたいに支えるところのない「完全な二本足」で、片足バランス、くるくる回る…見ててハラハラする動きをなんでもやっちゃったのでびっくり仰天!

あっという間に会場全体がKUROちゃんワールドに飲み込まれました。

その後も、曲に合わせてテンポ良く、トランプやジャグリング、シャボン玉…息つく間もなく楽しくて確かな技が繰り出されます。あまりにも楽しくてスピーディーな展開に、ついて行くのに必死(笑)。「お願い、一回止めて。さっきのやつ巻き戻してもう一回見せて。」と、何度も叫びたくなったのでした。

怒涛のオープニングアクトの後は、客席参加型のマジックショー。
メンバーを変えて、何度も子どもたちをステージに上げてくれましたが、参加型ステージにありがちな間延び感が全くありません。確かな技術に裏打ちされた芸の数々はもちろん、軽妙でテンポの良いトークも聞き逃せない楽しさで、会場にはずっと、あったかい笑いがあふれていました。

中盤からの積み木ショーは、KUROちゃんの真骨頂。ヨーロッパ製のとても美しくユニークな形の積み木達が、優しいBGMに合わせて不思議な世界を作り上げていきます。
特に、クリスマスの風景が満天の星空に彩られるプログラムは、息を呑む美しさでした。

後半の、暗闇の中の、ヌンチャクやこんぼうを使った美しいエレクトリカルパフォーマンスは、それまでのパフォーマンスとは全く異質で、空中を舞いながらスピーディーに次々に変化する形や色に見入りました。
そして明るくなったらまた、どこにも立てかけてない自立した梯子に乗って、ひょうひょうと体幹勝負のバランス芸を見せてくれます。えーっ⁉︎公演時間ってたったの50分だった?…まあ、なんと多彩で濃密な時間だったでしょう。
今回見逃した方のためにも、ぜひ!またすぐに、KUROちゃんに来てもらえますように。

by P

コロナ対策について

 

検温・手指消毒・手洗い・マスク着用・換気を行い、密にならないような会場作りをし、終演後は順番に退出するようにしました。

 

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