【幼児例会報告】
人形劇団ののはな『ともだちげきじょう』

子どもとおとなが一緒に年4回、生の舞台(演劇・音楽・人形劇など)を楽しみます。
定期的・継続的に観るので、舞台鑑賞(定)例会と言います。

2025年5月11日(日)10:30開演、高知市立中央公民館 大講義室(かるぽーと11階) にて、《幼児例会》人形劇団ののはな『 ともだちげきじょう』 が上演されました。

人形劇団ののはなさんは、2003年の幼児例会で出会ってから22年経ち、この『ともだちげきじょう』で9回目となるお馴染みの劇団です。ちいさな子どもたちの笑顔を思い浮かべながら作品を作られている納富ご夫妻の思いに共感して、高知市こども劇場は出会いを重ねてきました。

45分間の上演時間で、子どもたちが集中して観られるようテンポよく5つの人形劇が、ご夫婦のあうんの呼吸で演じられていきます。

4つのお話は劇団のオリジナルで、ちいさな子どもたちが安心して楽しめるよう考えられた作品です。

あと1つは、絵本でも人気の『うどんのうーやん』(岡田よしたか/作 ブロンズ新社)を原作にした、小学生以上でも楽しめる大阪弁の軽快なテンポでの奇想天外なお話。おとなにも大ウケで、子どもは勿論おとなの笑い声も響き渡っていました。

終演後のワークショップでは、太さの違うストローと色画用紙を使って羽ばたく鳥を作りました。工作が苦手でも作りやすいように、1人分ずつキットが用意されていて、ハサミとホッチキスであっという間に色とりどりの鳥が会場で羽ばたきました。持ち帰る時の子どもたちは笑顔になっていました。

子どもらしく子ども時代を生き生きと過ごすための、心の栄養となる生の舞台。

人形劇団ののはなの作品は、ちいさな子どもたちに出会ってほしい、質の良い栄養となる作品。

今回の『ともだちげきじょう』も、子どもたちの表情や歓声でその素晴らしさが伝わってくるものでした。
 

子どもの舞台研究部 栄螺

搬出後、ののはなさんと記念撮影をしてお見送りしました! 又、お会いしましょう!

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