【小学生以上例会】イノシシと月(劇団さんぽ)

高知市こども劇場では、子どもとおとなが一緒に年4回、生の舞台(演劇・音楽・人形劇など)を楽しみます。定期的・継続的に会員が集って観るので、舞台鑑賞(定)例会と言います。

イノシシと月(劇団さんぽ)
2025 年 9 月 24 日 (水) 19:00 開演(開場 18:40)上演時間 約 45 分
かるぽーと 龍馬学園ホール(小ホール)
※4歳以上入場可

~あらすじ~

「大変だ!お月様が元気ないらしい!」
動物達が広場に集まって相談を始めます。
お月様を元気づけるため、十五夜の晩に出し物大会をすることになりました。
しかし、浮かない顔のイノシシ。
「どうしよう、僕は何も出来ない・・・」
ついに泣き出してしまいました・・・。

≪脚本・演出の西上寛樹さんより≫
この劇はワイワイ観て欲しいな。
みんなの顔もこの劇のいちぶですから。
そして、ガヤガヤ観て欲しいな。
思わず飛び出した言葉は、この劇の大事なセリフですから。
ちょっとくらい立ち上がっても平気ですよ。
体いっぱい動かせばその分 心も動きます。
そしたら、ほら・・・
天井にお月様が出てきた!
この劇は、みんなと山に遊びに行きたくて作りました。
だから劇がおわったら ぜひ、山に行ってみてね。
それで、何を見つけたかきかせてね。

~演者さんご紹介~

子どもも大人も一歩、二歩、「さんぽ!」と元気に歩き出したくなる作品を生み出したいと「劇団さんぽ」を立ち上げました。
福岡の劇団が、福岡の竹を使って演奏し、福岡の昔話を演じます。

みどころ

*手作りの竹楽器
福岡の劇団員が福岡の山へ登り、竹を伐採。その竹を火炙りし油抜きをしました。竹は、一つ一つ色も違い、音も違います。人間と同じように個性を感じながら丁寧に作った楽器は優しい音色でとても心地よい響きです。
この竹で小道具も作っています。
*円形舞台
真ん中に演技スペースを置いて客席で舞台を囲む円形舞台。演じる役者だけでなく、向かい側で観ている人たちの表情や反応も見えます。さあ、どこから観ようかな?
この舞台の表面はロープを貼っています。その長さは ナント 600 m!
*大地を感じるダンス
役者の身体と手作り楽器を使って、大地の力強さや風の頼もしさ動物の軽快な動きを表現します。風の音・影・月・動物・語り・・・。
3人の役者達が子ども達といっしょにお話の世界を楽しみます。

演技空間にある物は 丸い舞台 竹の楽器 竹細工 ロープ。
3人の役者がこれらの道具を使って動き出すと・・・あれあれ?
色んな物が見えてくる!
想像力をフルに働かせ、イメージしながらお芝居を観てください。
ドキドキワクワクすること間違いなし!
山を感じたくなる心踊るひとときをお楽しみください。
*劇団さんぽ代表 西雅子さんからのメッセージ(広報誌かんげきnewsより抜粋)

「イノシシと月」は、まあるい舞台を観客の皆さんでぐるっと取り囲む、円形舞台作品です。舞台はもちろん、対面で劇を楽しむ子ども達の表情も楽しんでいただけます。音響も照明も使わず、三人の役者がいろいろな動物たちを次々に演じます。夜になったり、風が吹いたりと場面が変わっていく様子を 五感を精一杯使って感じ取っていく子ども達。終演後にはそんな子ども達が たっぷり舞台や楽器を体験して遊べる時間もあり、観て想像して体を使って楽しむ。そんな例会になったら良いなと思っています。

*こどもの舞台研究部員からの おすすめポイント&ここを観て!

昨年 8 月 岡山で開催された ❝子どもと舞台芸術大博覧会❞ 『イノシシと月』が上演されました。その舞台を子どもの舞台研究部員が観てきました。端的にまとめると・・・

三人の抜群のチームワーク
相撲の桝席から見ているような 臨場感
溢れる躍動感
作品の情報は聞いていたけど 百聞は一見に如かず
円形舞台を囲んで観る 会場全体の一体感
円形舞台楽器も小道具も 自然の素材 を使って 優しく珍しい空間
会場に入った途端の 異空間に感動!
ダイナミックな構成
単純で素朴で力強く 心に残る物語
福岡ことば の響きと 竹楽器 の音が相まって素朴で 耳に心地よい
たった三人でたくさんの 動物の個性 を際立たせる表現力は本当にすごい!

特定非営利活動法人 高知市こども劇場

高知市八反町2丁目17-6 
TEL:088-879-7160 FAX:088-879-7161
E-Mail:npokgkochi@mc.pikara.ne.jp
開局時間
火曜日~金曜日 10:00~18:00
土曜日     10:00~17:00
(日、月、祝日および例会翌日は閉局)

PAGE TOP