【低学年・高学年合同例会 報告】 マリンバ・カンパニー
『はねるマレット うたうマリンバ 3人編成ver.』

子どもとおとなが一緒に年4回、生の舞台(演劇・音楽・人形劇など)を楽しみます。
定期的・継続的に観るので、舞台鑑賞(定)例会と言います。


2024年12月5日(木)19時開演、高知県立県民文化ホール・グリーンにて、マリンバ・カンパニーによる低高合同例会 『はねるマレットうたうマリンバ』を上演しました。

会場には劇場会員、高知けいばの赤岡騎手のご招待の方、チケットを買って参加の方、0歳児から熟年までの幅広い年齢層の方が沢山集まり演奏を楽しみました。

主宰の村井さん以外は出演者を変えながら、2020年12月以来4年ぶり5回目の公演です。前回はコロナ禍真っ只中で、席を1つあけて聴いたことなど、今となっては感慨深いものです。コロナ禍疲れの中、マリンバの音色に癒され、心も身体もリラックスしたものでした。

さて、今回のマリンバ・カンパニーは3人編成です。お馴染みの村井さんはお話しとドラムなどパーカッションを担当。
同じ大学の先輩後輩の、若手で実力派の2人がマリンバを担当しています。

分かりやすく、時代ごとに紹介しては演奏される曲の数々に、小学5年生の息子も「この曲知ってる、この人知ってる」と、だいぶクラシックの知識もついてきた様子。

びっくりする曲というお話の後、披露されたマリンバ練習曲の演奏は、マレットの棒も使って身体中で音楽を表現した素晴らしいものでした。

村井さんのお話で、簡単に調べられる携帯やYouTubeでは味わうことのできない、面倒だけれど本物を味わう時間を大切にすること、音楽の力や想像力は無限だということがズッシリ伝わってきました。

アンコール曲の『家路』を胸に家に帰る路は、寒いけど心の中は感動で満ち溢れていました。

子どもの舞台研究部  Y.F  

 

赤岡騎手の観劇招待は18年目を迎えました

12月例会は毎年、高知けいばの赤岡修次騎手とその賛同者の方々が、高知市立高知特別支援学校の生徒さんとそのご家族、高知県立障害者スポーツセンター利用のご家族を観劇招待しています。

赤岡騎手の社会貢献活動の1つとして毎年、高知けいばの赤岡修次騎手とその賛同者である吉本正仁さん、和食仁志さん、サニーマート労働組合さんの寄付により、高知市立高知特別支援学校の生徒さんとそのご家族、高知県立障害者スポーツセンターの利用のご家族が招待を受け、舞台劇や音楽の鑑賞を楽しんでいます。私たち高知市こども劇場も鑑賞の場を提供することで赤岡騎手の社会貢献活動に協力していることを嬉しく思っています。
昨年には、赤岡騎手のひとつの目標であった招待1000人を達成しました。
こうした長年にわたる障害のある子どもたちとその家族へ芸術文化に触れる機会の創出を行っていることが、高知県における文化の振興への貢献が認められ、第29回高知県文化環境功労者(文化の振興部門)として表彰されました。
お祝いしたい気持ちでいっぱいでしたが、残念ながら当日、赤岡騎手の来場は叶いませんでした。しかしメッセージを寄せてくださり、理事で代読することに。
以下、赤岡騎手のメッセージを掲載します。

騎手を続けていく限りは、この取り組みを続けていきたいと赤岡騎手は、語っていました。
継続するということは簡単なようでとても難しいことです。
どんな状況でも諦めずに挑戦し続ける赤岡騎手に、私たちも前を向く力をいつもいただいています。
こども劇場も、引き続き子どももおとなも一緒に、生の舞台を鑑賞できる場を作り続けたいと改めて思いました。
来年は会場でお会いできるのを楽しみにしています。

高知市こども劇場 霜田沙衣

ロビーではこれからのお知らせなどいろいろ掲示がありました。

終演後、例会当番・責任者より今後の予定と募金のお願いなどお知らせがありました。
マリンバ・カンパニーさんもご一緒に聞いてくださいました。
ロビーでは土佐チルが声をだして募金を呼びかけ、たくさんの方が足をとめてご協力くださいました。ありがとうございました。

 

高知市こども劇場は、会員制で運営しています。例会当番も会員が担っています。
いろんな当番があるので、是非参加してね。

PAGE TOP