高知市こども劇場西地区主催「やまであそぼ」
日時:2025年2月11日(火・祝)10:00~13:00
場所:若草幼稚園すくすくの森
参加者:子ども24名 おとな17名 スタッフ9名
恒例となっている西地区の「山で遊ぶイベント」が開催されました。
当日は気持ちのよい晴れ。山の駐車場に車を停め、集合場所に向かう途中から、子どもたちのワクワクした声が響いてきました。
「なんか匂いがするよ!」
子どもたちが鼻をくんくんさせている先には、もうすでに焚き火の煙がもくもくと。実は、みんなが集合するより早く、ベテランの男性スタッフが焚き火の準備をしてくれていたのでした。あの独特の、どこか懐かしいような煙の匂い。
このイベントは、まさに「五感を使って遊ぶ」ことがテーマなのです。



🍠まずはみんなで料理スタート!
最初は2班に分かれて、「焼き芋」と「豚汁」づくりがスタート。
豚汁チームは、少し大きなお兄さんお姉さんが中心となって、ブルーシートの上で野菜をトントン。包丁やまな板を使って、にんじん、大根などを丁寧に切っていきます。
小さな子たちも、お父さんお母さんに手を添えられながら一生懸命に挑戦!その姿はとっても微笑ましく、周囲を和ませてくれました。
焼き芋チームは、洗ったお芋を濡らした新聞紙で包み、さらにアルミホイルで巻いて準備完了。スタッフがくべてくれた焚き火の中へ、お芋たちが投入されていきます。これは美味しくなりそう…!







🌳山探検へ、いざ出発!
料理に火が通る間、みんなで「山探検」へ出かけました。
入り口には、大きな容器に張られた水があり、表面にはうっすらと氷が…。子どもたちは手を伸ばして「つめたーい!」と大喜び。自然の中での体験は、本当に貴重です。
木々のトンネルを抜け、竹林に差しかかると、女の子たちが「かぐや姫みたい〜!」とはしゃぎながら進みます。手をつないで歩いたり、横向きに生えた木の下をくぐったり、小さな木の橋をぴょんと飛び越えたり…。
まるで本物の探検隊のように、小さな冒険者たちはどんどん山の奥へと進んでいきました。











🏞そしててっぺんの広場へ
長い坂を登りきると、一気に視界が開け青空が広がっていました。
「やっと着いたね〜!」と子どもたちは大喜び。
落ちている松ぼっくりを拾って観察したり、「さあ、もうすぐゴールだよ!」と声をかけ合いながら、山を下っていきます。





帰り道には、キノコが生えている木を見つけたり、どんぐりを拾ったり。
「これは動物さんたちのごはんになるからね」と言って、ポンと山に返す姿に、自然への優しさも育っているなあと感じました。
🎲ごはんの前にもうひと遊び!じゃんけんゲーム
山登りから戻ってきたあと、子どもたちはお腹が空いてきている…はずですが、まだまだ元気いっぱい!
まずはスタッフによる手品が披露され、みんなが集中!
そして、5月例会「ルドルフとイッパイアッテナ」にちなんだ【ボスねこじゃんけん】が始まりました。
1人のお父さんが「ボスねこ」に扮し、おしりにはしっぽ(!)がついています。
大人たちはピラミッド状に隊列を組み、頂点にいるのがボスねこ。
子どもたちはじゃんけんを勝ち進み、最後にボスねこに勝てたら「勝ち抜け」です!
小さい子と大きい子に分かれて行われたこのゲーム、だれが一番に勝ち抜けるか、応援の声も飛び交って、場は大盛り上がり。
子どもたちの真剣な表情と、笑顔と、歓声が交差する、楽しいひとときでした。






🍲戻ってきたら…あったかいごはん!
ゲームが終わると、いよいよお待ちかねのごはんタイム!
焚き火のまわりには、焼き芋や豚汁のいい匂いが立ちのぼっています。
子どもたちは「お腹すいた~!」と笑顔で集合。
たっぷり遊んで、たくさん動いて、五感で楽しんだあとのあたたかいご飯は、まさにごちそうでした。







Mari