ファーストキッス稲刈り体験2025
~高知けいば騎手会との稲作体験~

ファーストキッスはお米の名前、品種はコシヒカリ。高知けいばの赤岡修次騎手が名付け親です。
高知市こども劇場の大人気行事、高知けいば騎手会との稲作体験は今年で13年目を迎えました。
(稲作体験事業が始まった経緯はこちら)
南国市コメ農家の吉本正仁さんの田んぼをお借りし、4月に田植え体験をした田んぼはどんな風になっているでしょうか?
吉本さんがお世話をしてくださり、ときどき稲の成長を写真で送ってくださっていました。

ファーストキッス収穫祭

2025年7月30日(水) 11:00~12:30 日章営農生活改善センター(旧JA高知県日章支所)
43名参加(こども劇場/23 高知特別支援学校/1 高知けいば騎手会/19)

けっして無理はせず、こまめに日陰で休む、水分補給をする、などを呼びかけみんなで楽しくできるように細心の注意を払います。
救命救急士の資格を持つ消防士さんに待機していただき、飲み物や冷たいおしぼり、氷なども準備。
当日を迎えるにあたり、吉本さんをはじめとする関係者の皆様のご協力、本当にありがとうございました。

前回の田植えの参加者の多くが、今回の稲刈りにも参加を希望したことを嬉しく思います。
受付では、騎手さんが事前に記入してくださったプロフィールカードと勝負服(競馬レースの際に着用するユニフォームで騎手さんそれぞれ柄が違います)のイラストが印刷された札が用意されました。
基本的には田植えのときと同じペアなので、再会を心待ちにしたり、初めてペアとなる騎手さんにドキドキしながら到着を待つ子どもたち。
前回の田植えに引き続き、こども劇場の子どもたち以外に高知市立高知特別支援学校の生徒さんの参加もありました。
(高知特別支援学校さんとのつながりは、赤岡騎手が高知市こども劇場の年末公演の舞台観劇に招待する取り組みから始まりこの稲作体験で収穫した新米ファーストキッスを毎年寄贈しています)

はじまりの会は、暑さを考え室内で行いました。
スタッフから今日の注意事項を伝え、ファーストキッスの名付け親である赤岡修次騎手会長、
南国市コメ農家の吉本正仁さんからそれぞれ挨拶がありました。

外に出たあとは、みんなで記念撮影をして、田んぼに移動します。
9月期例会『イノシシと月』『ふくろうぼうや月夜のぼうけん』にちなんでチーム名は「フクロウ」と「イノシシ」です。
それそれのリーダーの騎手さんの元に集まれ~。

手刈りは10分と時間を決めて行うことに。
また機械刈りは手刈りと同時進行で順番に行います。
時間を決めてみんなで一斉に手刈りからのスタートとなりました。
その間に、機械刈りの順番を呼んでいきます。
無理をせず、しっかり休憩を取って水分補給をしながら楽しみましょう。

4月の田植えに参加した子どもたちからは「育ってる!」「大きくなってる!」と驚きの声があがっていました。
鎌を初めて使う子どもたちも、騎手さんのサポートを受けながら一生懸命刈っていきます。
暑さには注意してね。子どもたちの真剣な表情に騎手さんのサポートにも力が入ります!
美味しいお米になっているかな?

機械刈りでは、騎手さんの操作する稲刈り機に子どもたちが一緒に乗ります。
慣れている騎手さん、緊張気味の騎手さん、子どもたちの表情もさまざまです。
操作や進む方向など、吉本さんがしっかりフォローしてくださいます。

プロフィールカードのおかげもあって、ペアの騎手さんとお互いをより知るきかっけとなり話が弾んでいました。みんな、「楽しかった~」と笑顔いっぱい!
多くの方のお力添えがあり今年も無事に稲刈りをすることができました。

今回、いつも田植えや稲刈りの仕方をレクチャーしてくださるお世話になっている方からスイカのプレゼントがありました。
甘くて真っ赤なスイカをみんなでいただきます。

そしてJAからペットボトルのお茶、高知けいばからポカリスエット、軍手、塩分タブレットの差し入れを今年もいただきました。
南国市コメ農家の吉本さんより提供していただいた新米は、参加者全員へのお土産となりました。
お米の価格が上昇している昨今。お米ができるまでの過程を思いながら、大切に食べてほしいと思います。

高知けいば騎手会、南国市コメ農家の吉本さん、JA高知県土長地区の皆さん、南国市消防署・消防団の皆さん、たくさんの方々のあたたかいご協力で、この活動が成り立っていることをうれしく思います。

今回収穫した新米ファーストキッスは例年通り、高知聖園天使園と高知特別支援学校に寄贈する予定です。

たくさんの体験、たくさんの人との出会い、触れ合い。
子どもたちにとって今日という日が少しだけ特別になって、なにか心に残るものになることを願っています。
この素晴らしい活動がこれからも末永く続きますように。  

さえ

各メディアでも稲作体験事業をご紹介いただきました

●高知けいば ブログ

●高知さんさんテレビ「プライムこうちF」(7/31放送)


※高知市こども劇場だから「劇場の子どもたち」だね(^_-)-☆

●KUTVテレビ高知「からふる」(7/31放送)


※参加した子どもたちは2歳~小学6年生だよ!

稲作体験を支えて下さる皆さん「いつもありがとうございます!」

●南国市コメ農家 吉本正仁さん(稲作指導・農地の提供)
●JA高知県土長地区の皆さん(稲作指導・飲み物の差し入れ)
●南国市消防署の皆さん・南国市消防団の皆さん(行事協力)
●高知県競馬組合の皆さん(行事協力・飲み物の差し入れ)
●日章運営委員会さん(施設提供)

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