南地区主催『親子で和太鼓ワークショップ』

2023年9月10日(日)16:00~17:30
要法寺にて(高知市筆山町8-5)
つむサポ講座(この行事は令和5年度高知県子育て講座等実施事業の助成を受けています。)


残暑の気温と雨が心配された9月の午後、南地区主催行事『親子で和太鼓ワークショップ』を開催しました。
心配していた雨は降りませんでしたが、会場を当初の要法寺の境内から屋内の書院に変更し、日ノHayatoさんを講師に和太鼓のワークショップを実施しました。

要法寺の書院に入ると、美しい欄間や手入れの行き届いた庭園を見ることができました。その空間に、数種類の和太鼓がずらりと並べられ、非日常の雅な空間がそこにはありました。

初めに、要法寺副住職の法話。子どもたちにも分かりやすく、集中して無我夢中になることで楽しくなるというお話をしてくださいました。

この日丁度来高されていた人形劇団むすび座の小泉裕明さんも特別に参加してくださっていたので、9月例会の『チト』について少しお話ししていただきました。当初は見学される予定でしたが、人形劇でも太鼓を打つことがあるようで、自然とエアー太鼓を打っていましたが、流石見事なエアーバチさばきでした。

そして、お待ちかねの日ノHayatoさんが登場。渋い声で歌いながらの和太鼓の演奏。間近で演奏されるプロの和太鼓の響きを全身で感じ、鳥肌が立つほど感動しました。

オープニングの演奏のあとは、おじぎを教えていただきました。伝統芸能の和太鼓も “礼に始まり、礼に終わる”ようで、正座のコツ、手の置き方、頭の下げ方などを丁寧に教えてくださいました。

教えていただいたおじぎをすると、清々しい気分になり、太鼓を打つという気持ちにスイッチが入りました。

このあと、Aグループ・Bグループ交代で和太鼓を教えていただきました。日ノHayatoさんの演奏を聴き、リピートして和太鼓を打ってみるのですが、なかなか良い音色にはならないのです。いくつかのコツを教えていただき、何度か打っているうちに、音色が心地良い音になってきました。子どもたちも集中して無我夢中になって和太鼓を打ち、だんだん和太鼓が好きになってきているようで、とても楽しそうでした。全体練習のあとは、ひとりひとりの打ち方を見て、それぞれにアドバイスもしてくださる丁寧なワークショップでした。

和太鼓は楽しい感覚を大事に無心で叩く。和太鼓の響きは、お母さんのおなかにいるときの鼓動。和太鼓は楽譜よりも聴いて覚えよう。和太鼓を通じておかげさまの感謝の気持ちを感じよう。などの話をしていただき、あまり身近ではない和太鼓のことを、色々と知ることができて、貴重な体験となりました。 

1時間30分があっという間のワークショップ。和太鼓は奥が深く、また和太鼓に触れる機会があればいいなと思いました。

by みいママ

南地区』とは

南地区とは、こども劇場の中でも主に“潮江・横浜・長浜・春野東地区”で活動しているメンバーを指します。今回のような体験活動や、これから観るこども劇場の舞台鑑賞会にちなんだ独自のお楽しみ企画や季節行事など、バラエティ豊かな活動を行っています。

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